こんにちは、オリビオです!
「障がい福祉のミニ知識シリーズ」第3回は、
よく耳にするけど実はよく知らない?
「障害者手帳」についてご紹介します😊
📘 障害者手帳ってなに?
障害者手帳とは、障がいのある方がさまざまな支援やサービスを受けるために交付される「証明書」です。
大きく分けて、3種類あります。
✅ 3つの障害者手帳の種類
種類 | 対象となる障がい | 発行元 |
身体障害者手帳 | 視覚・聴覚・肢体不自由などの身体障がい | 市区町村の福祉窓口 |
療育手帳 | 知的障がい | 各都道府県・指定機関 |
精神障害者保健福祉手帳 | 精神障がい(うつ、統合失調症など) | 保健所または市区町村 |
💡 どんなことに使えるの?
手帳を持っていることで、次のような支援やサービスを受けられるようになります:
- 障がい福祉サービスの利用(例:就労支援・生活支援など)
- 公共交通機関の割引(バス・電車・飛行機など)
- 税金の控除や軽減(所得税・住民税など)
- 公共施設の入場料割引
- 携帯電話料金の割引 など
※具体的な内容は、自治体や手帳の等級によって異なります。
📝 申請方法は?
基本的な流れは以下の通りです:
- 主治医の診断書などを準備
- お住まいの市区町村役所へ申請
- 審査の上、交付決定
- 手帳が郵送または窓口で交付される
申請には医師の意見書や診断書が必要ですので、事前に医療機関で相談しましょう。
💬 よくある質問
Q. すべての福祉サービスに手帳が必要?
→ 必ずしも全てではありませんが、多くの制度では手帳があることでスムーズに利用できるようになります。
Q. どれか1つしか持てないの?
→ 状況によっては、複数の手帳を併用して持つことも可能です(例:身体+精神など)。
ただし、制度によっては優先順位があります。
🌱 自分らしく生活するためのサポート
障害者手帳は「特別なもの」ではなく、
日常をより安心して過ごすためのサポートツールです。
持っていることで、無理なく働けたり、暮らしやすくなることもたくさんあります。
もし気になる方は、お近くの支援機関や市役所の窓口、
あるいはオリビオのような事業所にお気軽にご相談くださいね!!